キール・ポップ考。。。

これまでフルサイズルアーをベースにチコサイズにダウンサイズしたルアーは数々ありましたが、このキール・ポップはいわば逆パターン。。チコ・ポップをベースにサイズアップした珍しいケースと言っていいでしょう。。

今日はそんなキール・ポップについて詳しくお話しをしたいと思います。。

スペック的には、全長８０mm・５/８オンス(１８グラム)クラス・発泡製のいわゆるスタンダードポッパー。。昨日も話しましたが、コレ！といった大きな特徴があるルアーではありませんが、その「ちょうど良い」バランス感がこのルアーのキモだと考えてます。

ところで、ポッパータイプのルアーと言うと、やはり一番に思い浮かぶルアーと言えばへドンのチャガースプーク。。やはり自分も、以前はとってもお世話になったルアーの一つです。。。そんなチャガースプークと比較した写真がコチラ↓全長はほぼ同じで、キール・ポップの方が若干ファットなシェイプとなっております。

チャガースプークって、カタログデータを見るとずっと３インチ５/８オンスと謳ってますが、まあ皆さんご存知の通りそんなにウェイトはありません。。実測すると１４グラム。そうなんです、約１/２オンスしかないんです。。。なんでしょう、本当にアメリカの表記って適当ですよね～。。実際自分も、以前アンバサダー２５００Cを使っていたときはチャガーを多投してましたが、たまに５０００番台のアンバサダーを使うときすら、ちょっと軽いかな～と感じてました。。それが更にダイレクトリールを使うようになった訳ですから、尚更チャガーが活躍する機会は減ってしまった訳ですね～(^。^)y-.。o○。。

カタログ上ではコチラ↓ザラスプークとチャガースプークが同じウェイトになってますが、な訳ないですから。。同じプラスチック製ルアーでこれだけ大きさが違ってウェイトが同じって、あり得ません。。。

チャガースプークが悪いなんて言ってるんじゃないですよ。。ホント、とってもいいルアーです。。。でも、皆さんが普段多投してるいわゆるトップウォータールアーの数々と比べても軽い訳で、そのたった４～５グラムのウェイト差がキャスト時の違和感に繋がります。。１/２オンスのルアーだって、もちろんリボルバーでもキャストできますが、やっぱり気持ちよくないんですよね～。。それはダイレクトタックルでなくとも、少なからず感じるのではないでしょうか。。。やはり、せめて５/８オンスクラスのサイズ感は欲しいのが本音なのではないかと思います。(→ハイテク系リールを使ってる場合は全く違うと思いますが・・・。)

そんなこんなで、BPベイトがカタチにしたのがキール・ポップ５/８オンスです。。

浮き姿勢の違いはコチラ↓２枚の写真を比較して頂ければ一目瞭然。。立ち浮き気味のチャガーに対しキール・ポップは水平浮きに近い感じです。。

これを見るだけだとチャガーの方がポップ音が出やすいんじゃないか？とイメージするヒトも多いかと思いますが、それを埋め合わせするべくキール・ポップのカップは御覧の通り↓深めに掘ってあります。。

つまり、より首振りがし易く、かつ魅力的なポップ音を発すると言う事になる訳です。。

比較的買いやすい価格帯で、キャストしやすく、動かしやすい(^_-)-☆キール・ポップはそんなルアーなんです。。とかくレアな、手に入りずらい希少なルアーが脚光を浴びている昨今ではありますが、BPベイトとしては当たり前に手に入るスタンダードなルアーとしてキール・ポップを世に出したいのです。。なので、より多くの人に使ってもらいたいですね～。。。

って事で、出来れば近いうちにアクション動画も撮って、紹介できればと考えてます。。

果たして、キープキャスト前にフィールドに出かけられるのか？微妙な感じですが、早ければ来週の火曜日に釣りに行って、動画を撮ってきたいと思います(^。^)y-.。o○。。。

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