パイプ

2009年10月17日 (土)

そろそろパイプの時季ですね。。

秋も深まり、、朝夕は肌寒くなってきた今日この頃。。そんな季節になるとパイプ煙草に火をつける回数が増えてきます。もちろん、春から夏の間もそれなりにパイプ煙草を消費してましたが、これから冬にかけてこそパイプ煙草を美味しく愉しめる時季なのです。そういう風に、一般的にも言われてます。。

なんでしょう、、手元も暖かくなるし、クールスモーキングもし易いのがそう言われる所以でしょう。確かに自分も知らず知らずのうちにそんなイメージを抱いてます。対して、葉巻は梅雨から夏にかけての高温多湿な時季にこそラフに楽しめるイメージでしょうか。冬のパイプに夏の葉巻。。なんとなくですが、そんな感じで楽しんでます。

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さぁ、、今年の冬はどんな銘柄のパイプ煙草を試してみますかね~。。。

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2009年3月 6日 (金)

ラールセン“No.20”

風邪で、ノドと鼻の状態が良くないので、、美味しくパイプ&シガーを愉しめない今日この頃。。。それでも、美味くないと分かっちゃいても、、吸っちゃうんですよね~・・・。

さて、今日は久々にパイプ煙草のご紹介。。先日野村タバコ店に行って、常連のIさんに聞いて買った銘柄です。こういう買い物が出来るのっていいですよね。。嗜好品ですから好き嫌いは人それぞれですが、直接アドバイスいただけるのはありがたいです。

ラールセン selected blend no.20 ブロードブレンドです。プロファイルは↓の通り。

熟成されたヴァージニア葉、焙煎されたバーレイ葉、それに僅かなラタキア葉が加えられている
ブルードカットされているためクールスモーキングが楽しめる
ブロードブレンドと言われる所以は、葉っぱのカットが広く大きめにカットされている点。そのため火付きもよく、軽快なテンポで喫煙する事ができます。ライトボディーとまでは行かないものの、吸い味が軽快なのもあって爽やかな印象を受けますね~。なので、気がつくとスパスパ行っちゃってます。ラタキアのブレンド量は少ないのかもしれませんが、しっかりとラタキア感は味わう事ができますので物足りなさもありません。コレはなかなか気に入りました。

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一方のパイプも、とうとうメシャムパイプを買っちゃいました。。。メシャムとは海泡石の事で、その歴史は今では主流となっているブライヤーよりも古いとも言われてます。非常に軽くてもろい素材で、取り扱いは要注意。。水や油分を吸着する性質が強く手垢などもつき易い為、理想的には手袋をはめて扱うことになります。そして、この真っ白なパイプは長い年月をかけて育て、ヤニや煙の色を徐々に染み込ませ楽しむ物なのです。そう、この真っ白な海泡石は徐々に琥珀色に変わっていくのです。。楽しみですね。。

まあ、5年10年使い続けてやっといい雰囲気の色に染まってくるみたいなので、、とても気の長い話なのですが、そういう面倒な事、、嫌いじゃありません。。はい。

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2009年1月28日 (水)

キャプテンブラック・ゴールド

さっそく買ってきました、、開高氏愛喫の銘柄、キャプテンブラック・ゴールド。書斎にあったような缶入りではなくパウチ入りの物になりますが、昔ながらのパッケージが渋いです。(→健康云々の注意書きは興ざめですが。。)

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果たして、どんなお味か?さっそく試してみました。一言で言うなら「ナイスバランス」とでも言ったら良いのでしょうか、甘すぎず、強すぎず、心地のいい吸い味です。コーヒー&カカオフレーバーのゴールデンキャベンディッシュ煙草で、ブラックキャベンディッシュよりも煙草感が強くパワフルな感じもします。悪く言えば特徴が薄いということになるのかもしれませんが、着香系の煙草で常喫するのならこれくらいの方がくどく無くていいと思います。

葉っぱのカットは紙巻き煙草で見慣れたようなリボンカットで、燃焼性もよく、、初心者でも比較的綺麗に吸えるのではないでしょうか。また、喫煙後部屋に残る残り香も上品で個人的にはなかなか気に入りました。

コレで、少しだけ開高氏に近づけた様な気がします。気がするだけですけどね・・・。

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2009年1月24日 (土)

開高健氏の書斎。

今日、「開高健記念館」へ行ってきた。

平成元年、自分が新卒社員として社会人になった年に齢58歳にしてこの世を去って早20年の月日が経とうとしている。

いわずと知れた小説家であり、ルポルタージュ作家であり、釣り師であり、美食家であり、道楽を極めた魅力的な「男に愛される男」だと思う。開高健氏のような溢れ出すボキャブラリーを自分は持ち合わせて居ないので上手く表現できないが、「男」なら彼が残したいくつかの作品に触れるべきだと思う。いや触れなければ男じゃない。。。

そんな彼の書斎が、記念館(元自宅)にはそのまま残っている。

今回は開高氏に敬意を表して↓ライカレンズで写真を撮ってきた。ガラス越しに暗い室内を撮るのに、エルマー35mmF3.5は力不足の感は否めないが、、今回はこのレンズでなければいけない様な気がした。。

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酒はもちろんパイプ煙草も嗜んだ開高氏だが、デスクの上には「キャプテンブラック」の缶があり、、こんどは自分もこの煙草銘柄を買おうと心に決めた。また、その脇にはサントリーのアイスペールが置いてあり、その中にモール(パイプ掃除の器具)が無造作に放り込んであるのが印象的でした。

いつか自分も、こんな書斎がある家で生活をしてみたいですな~。。

R-D1s/エルマー35mmF3.5

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2008年11月17日 (月)

サミュエル・ガーウィズ“コモンウェルス”

今日は久々にパイプ煙草のレビューです。

自分が最も消費するラタキアブレンド物の一つです。

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サミュエル・ガーウィズ“コモンウェルス”50グラム イギリス製 1650円(使用パイプ:ツゲ・ナチュラルブライヤー206)

歴史あるラタキアブレンド物で、一般的な売り文句は↓の通りです。。

熟成したブラウンバージニアと上質なラタキアを5:5の割合でブレンドしたフルボディーなブレンドです。配合比からしていみるとかなり強そうに感じられますが、喫煙するとスムースでエグ味がなく、上品な甘さがあり、喫味、香味が後からしっかりと立ち上がります。喫味の展開が中盤からより鮮明になる楽しく珍しいミックスチャーです。上質なバージニアの特徴がよく分かり、ラタキアの旨みを上手く引き出すのに成功した仕上がりになっています。往年の「ジョンコットン」「バルカンソブラニー」を愛好したスモーカーにお勧めです。日中、気軽に喫煙できる常喫用としてお使い下さい。マイルド-ミディアムです。

はいはい、そんな感じ。。。ラタキアとバージニアを半々でブレンドしてるって聞いて「なんだ、、ヤッツケなんじゃないの?!」と思ったら大間違い。黄金比と言ったらいいのか、本当に良いバランスなんですよね~。長い歴史(約200年)の中で残ってきたブレンドにはちゃんと意味があるんですな~。個人的には、先日紹介したダンヒル・スタンダードミクスチュアーの爽快なラタキア感の方が好みですが、フルボディーでコクのある吸い味を求める時は、、やっぱこっちですかね~。まさに王道。。このブレンドを基調にして生まれた銘柄がいつくあることか・・・。とにかく、イングリッシュミクスチュアーの代表的銘柄と言っていいでしょう。

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2008年10月17日 (金)

ラットレー“マリンフレーク”

久々に今日はパイプタバコの紹介でも。。

今一番ハマっているバージニアタバコで、自身4銘柄目の↓コレです。

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ラットレー“マリンフレーク”50グラム イギリス製 2000円(使用パイプ:サビネリ・ブルーナ506)

数あるバージニアフレークタバコの中でもヘビーな銘柄でして、一般的な売り文句は↓の通りです。

かなり香りに鋭さがありフルに近いキャラクター。ラタキアが入っていないミクスチャーで、ヴァージニアでこれほど芳香性と強さを持つのは珍しい。「ヴァージニア・フレイクの王者」の風格を持つ逸品。

確かにタバコっぽさに溢れた濃いバージニアフレークです。ニコチンも強く体調が悪い時に吸うと酔います。なので、パイプ初心者にはちょっとオススメできないですが、いつかは試してもらいたい銘柄ですね。着香じゃない葉っぱで、そのまま熟成しただけで、、コレだけの芳香と甘味が出るってのは驚きです。また、初めて缶を明けた時は「コレ、、着香系だっけ?」と自分の嗅覚を疑いました。まあ、、気軽にスパスパ吸うって感じじゃないですが、じっくりマッタリ煙草感を味わうにはもってこいなのではないでしょうか。

けど、、パッケージのデザインがちょっと地味すぎるかな・・・。

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2008年9月26日 (金)

ダンヒル“スタンダードミクスチュアーMILD”

いや~お店があまりに暇なので、、パイプ煙草の紹介第二弾でもしようかと思います。

先日の火曜日休みに買ったばかりの銘柄ですが、コレは常習喫煙銘柄になりそうな予感のする煙草です。。

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ダンヒル“スタンダードミクスチュアーMILD” 50グラム イギリス製 1600円(使用パイプ:ピーターソン314)

その名の通り、スタンダードなブレンドがなされた煙草葉で、、一般的な売り文句は↓こんな感じです。

缶入り。典型的なヘイタイプ。ハーブ系の香りが全体のトーンの中に感じられます。着火から前半は、軽く推移し、後半はターキッシュの甘みが盛り上がってくる。燃焼性がよくホワイトアッシュがボウルに残る。パイプは、ラージサイズのボウルが適している。気軽にデイタイムのスモークでも楽しむことのできる軽さがあります。マイルド。

はい、その通りです。。ラタキア葉(燻蒸葉)も入っていて最初はそのキャラクターが前面にありますが、徐々にバージニア葉やトルコ葉の甘味が入れ替わりで出てくる感じです。爽やかな吸い味で、ハーブのような香りもして思わずスパスパ行っちゃいますが、、そこは心を落ち着けてクールスモーキングを心がけないと苦味や辛味が出てきちゃいますので気をつけなくてはいけません。更に銘柄の通りマイルドだし、朝昼晩と時を選ぶことなく楽しめる感じの煙草ではないでしょうか。。

という事で、コレは今のところ(←ココ重要です)好きな銘柄ベスト1ですね。。

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2008年9月22日 (月)

サビネリ“アルモニア”

今日から、カメラ話にプラスしてパイプ&シガーのお話も当ブログで記録していく事にしました。写真ネタだけだとコンスタントに更新できないのもありますが、個人的な喫煙記録として残しておくのもいいかなと・・・。(→ちなみに、、ブログのサブタイトルも変わりました。)

あと、シガーはまだしもパイプの情報は極めて少ないので、これから始めてみようという人にとって少しでも参考になればと、、考えました。

とは言っても、自分もパイプを本格的に初めてまだ約2ヶ月。。。決して大きな事は言えませんが、最初のうちはメモ書き程度でもいいかな~と。。

で、記念すべき一発目は↓コレ。

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サビネリ“アルモニア” 50g イタリア製 1050円(使用パイプ:スタンウェル200)

アルモニアとは英語でハーモニーの事。要は香りのハーモニーを象徴したネーミングな訳です。そして、一般的な売り文句は↓のようになってます。

~ バージニアをベースに、オリエンタル、バーレー、ケンタッキーのブレンド。フルーツリキュールで熟成、味付けされた上品な甘味ととコクがあります。 ~

はい、、まさに的を得た売り文句です。いわゆる着香系のブレンド煙草ですが、ベタベタのバニラの香りがする訳でもなく心地よい甘さが鼻腔を刺激する感じです。多分コレがいわゆるフルーツリキュールの香りなんでしょうね。そのうえ、バージニア葉の煙草感もちゃんと有るし着工系銘柄の中ではいやみの無い感じで好きです。周りに居る第三者も良い香りだと言ってくれます。

とまあ、偉そうな事言ってますが、まだ着香銘柄に関しては5銘柄しか吸っていないんですけどね・・・。

実はココ、パイプのいいところでもあり欠点でもあります。一袋なり一缶買うと30~40回もの喫煙が可能なので実はすごく経済的な喫煙方法なのですが、、次の興味のある銘柄になかなか移行できないのがジレンマなんです。分かります??あれも吸いたいし、コレも試してみたい。。。その点シガー(葉巻)は対照的で、一本吸い切りで次々と色々な銘柄が楽しめるし、ビトラ(サイズ)によってもその違いを楽しめるのが魅力でしょう。ただし、お金がいくら有っても足りない・・・。まあ、どっちにしろ危ない世界ですな~。

という事で、これからもこんな戯言を書いていきますのでヨロスクです。

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