開高健氏の書斎。
今日、「開高健記念館」へ行ってきた。
平成元年、自分が新卒社員として社会人になった年に齢58歳にしてこの世を去って早20年の月日が経とうとしている。
いわずと知れた小説家であり、ルポルタージュ作家であり、釣り師であり、美食家であり、道楽を極めた魅力的な「男に愛される男」だと思う。開高健氏のような溢れ出すボキャブラリーを自分は持ち合わせて居ないので上手く表現できないが、「男」なら彼が残したいくつかの作品に触れるべきだと思う。いや触れなければ男じゃない。。。
そんな彼の書斎が、記念館(元自宅)にはそのまま残っている。
今回は開高氏に敬意を表して↓ライカレンズで写真を撮ってきた。ガラス越しに暗い室内を撮るのに、エルマー35mmF3.5は力不足の感は否めないが、、今回はこのレンズでなければいけない様な気がした。。
酒はもちろんパイプ煙草も嗜んだ開高氏だが、デスクの上には「キャプテンブラック」の缶があり、、こんどは自分もこの煙草銘柄を買おうと心に決めた。また、その脇にはサントリーのアイスペールが置いてあり、その中にモール(パイプ掃除の器具)が無造作に放り込んであるのが印象的でした。
いつか自分も、こんな書斎がある家で生活をしてみたいですな~。。
R-D1s/エルマー35mmF3.5
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コメント
松井 様
いつもお世話になりありがとうございます。
そして、ブログはいつも楽しませてもらっています。
今回、開高記念館にお伺いとの事。
私の方は、オープンした時に何度かとその後「オーパ!」アマゾンフィッシング紀行朗読+写真DVD制作の折り、打ち合わせや撮影で行ったきりになっておりましたので松井さんのブログをみて、伺わなければならないな・・・と思いました。
特に茅ヶ崎駅からの道中に先生の行きつけの寿司店があるとは知りませんでした。
今度是非伺ってみようかと思います。
「オーパ!」朗読DVDの次回作として、「モンゴル篇」を制作
しておりましたが、ナレーション(語り)まで収録し、オフラインまで仕上げたのですが、このところの経済状況の悪化でやむなく中断しています。
又、その他のDVDも売れ行き不安になり、現在のスタジオ兼事務所を縮小(引越)する事になり現在整理中です。
開高記念館の撮影素材やDVDの為の取り込みベータカムテープ(写真を撮影した内容)もあり、最悪の場合、産業廃棄物の運命です。
松井さんのネットワークでどなたか。スペースがあって保管して
頂ける方がいれば教えて頂ければ幸いです。
日頃、余りお役に立たなく大変恐縮ですがよろしくお願い申し上げます。
アルバン 佐古 正
投稿: 佐古 正 | 2009年1月25日 (日) 14時22分
なるほど、、厳しいご時勢ですから仕方が無いのかもしれませんが、貴重な映像を産業廃棄物にしてしまうのはもったいないですよね~。。
「バスと釣り人。」の編集代表者が群馬の田舎に住んでいるので、スペース的な問題は多少なりとも余裕がるかもしれません。もちろん本人も開高健の大ファンですし、少なくとも同じ出版に携わっている者同士、、何かプラス材料が見つかるかも知れないですね。
とりあえず、話しを通しておきます。
投稿: BPまつい | 2009年1月25日 (日) 14時41分
こんばんは
開高健 NHK特集で見ました。
戦地体験されてたのにはびっくり
その後の生き方、男として憧れます。
私のうちの近辺にもあります。
どちらもまだ見に行ってないのですが・・。
http://shuji-museum.misawasi.com/top.html
http://www.city.towada.lg.jp/artstowada/
景気ここ数日で急激にいちだんと渋くなりました。
NET販売の売上、株価に連動。ホント大変です。
投稿: G&J | 2009年1月25日 (日) 19時31分
寺山修二さんもまた、類稀な存在の男ですよね。。
今で言うなら、マルチな才能を持ったクリエーターって事になるんでしょうか。。
コリャ、、地元にあるなら記念館にも行かなきゃダメでしょう。。。
投稿: BPまつい | 2009年1月26日 (月) 01時26分